由 緒

当山は天台宗比叡山延暦寺末にして、開創は天長六年(西暦829年)で、さいたま市(旧浦和市内)における
古代創建九寺の一とされています。開基は慈覚大師円仁と伝えられ、中興開山玄性と、
新編武蔵風土記稿に記載されています。
明治十八年より木崎村役場、二十年より木崎小学校高等科校舎として、しばらく使われていました。

東泉寺の重要文化財

  • 市の重要文化財 聖観世音菩薩立像

    悠久の歴史を伝える東泉寺には3つのさいたま市指定文化財があります。本堂には聖観世音菩薩立像、薬師堂墓地には菩提樹、阿弥陀三尊図像板石塔婆が伝承されております。

  • 市の重要文化財 阿弥陀三尊図像坂石塔婆

    緑泥片岩 文明三年(西暦1471年)
    市指定有形文化財(歴史資料)
    平成16年3月31日指定
    東泉寺阿弥陀三尊図像板石塔婆 1基
    室町時代の中頃、生前すでに法名をいただいた4人が、自分たちの死後の供養をするために建立した月待供養の板石塔婆です。中央には阿弥陀三尊像を陰刻し、下部には4人の法名や造立の年月日(文明3年=1471)が刻まれています。当時の人々の信仰生活をうかがえる貴重な資料となっています。

  • さいたま市指定天然記念物 菩提樹

    墓地内 樹齢四百年 中国産種
    昭和44年5月21日指定
    さいたま市指定天然記念物
    シナノキ科の落葉高木で、葉の形は逆三角形で、裏面には白色の細い毛が密生しています。釈迦が修行したと伝えられるクワ科常緑高木の「ボダイジュ」とは異なる種類で、仏像の材料にされたり、果実で数珠を作ることで知られます。本堂南側の薬師堂墓地にあり、指定時は古木の風情があり、高さ7メートル、根まわり3.36メートルです。南北の2幹に分岐して、全体が傘状をした、盆栽のような美しい姿をしていました。平成5年に台風で主幹部が倒壊してしまいましたが、現在、孫生(ひこばえ)が生育中です。

  • 岩屋弁財天

    大黒天・毘沙門天・15童子付きです。江戸時代中期作、七福神の三天合祀の仏像です。

  • 本尊阿弥陀如来

    脇侍の観音・勢至二菩薩と 弥陀三尊菩薩形式です。

  • 不動明王

    二童子付き 身丈5尺になります。古来上野寛永寺に奉祠されていたものであるが、当寺興隆のために拝領 した由緒ある古仏です。

  • 虚空蔵菩薩

    智慧の仏として、古来子供の十三才詣りで有名です。昔は木崎中学校西側の田中山に奉安されていました。

  • おびんずる様

    本堂入口廊下に安置され、 信者の「撫で仏」として、 痛い所を撫でて病気平癒を 祈願した羅漢像です。

巡礼札所指定 三尊